ヘッドライトの黄ばみ取り
紙やすりで削る
今日は僕の車のヘッドライトの黄ばみが気になったので黄ばみ取りをしていました。
出社していたのですが、今会社がめちゃくちゃ暇なので暇つぶしにしました。
何とも残念な脳みそで、黄ばんでいるヘッドライトを映すことを忘れてしまったので、600番で磨いた状態から写真を貼っていきます。
ちなみに愛知県は今日は雨ですので、ヘッドライトのコーティングとして塗るクリア塗料は今日はまだ塗りません。
雨の日、湿気が多い日は塗装はしないのがいいと思います。
塗料が水分を含んでしまい、白ぼけた仕上がりになったりします。
明日は晴れの予定なので明日塗ろうと思っています。
では600番で磨いた写真から。
ちなみに紙やすりは水研ぎのできる耐水ペーパーというものを使っています。
水研ぎをする理由は水研ぎのほうが紙やすりの目が詰まりにくいからです。
黄ばんでいた状態をまずは耐水ペーパーの320番で黄色い水が垂れなくなるまで磨きました。
その次は600番で320番でつけた傷が600番の傷で埋め尽くされるまで磨きました。その写真が上の写真です。
ボディーにつたっている白い筋がヘッドライトを水研ぎしたときに出た粉の混ざった水です。
黄ばんでいるうちはこの水が黄色い粉が混ざって黄ばんでいます。
まずは320番で徹底的に白い粉が出るようになるまで削ります。
手で削っていくのはめっちゃくちゃしんどいので、僕はサンダーを使って削っています。
僕が使っているのはこれです。
このサンダーを使ってさえ結構時間のかかる作業になるので気合を入れて取り掛かってください。
塗装前まで持っていくのに3時間くらいかかります。
600番で削ったら次は1000番で削ります。
この数字は倍以内で上げていってください。600番の後いきなり2000番で削っても600番の傷はなかなか削り取れません。
1000番の後は僕は1500番で削りました。
600番で削った写真に比べるとだいぶ透き通ってきていると思います。
本来であれば次に2000番で削るのが無難な作業だと思いますが、今回は実験として1500番で削り作業は終わりにしてみます。
この後に塗るクリア塗料がどれくらいの傷を隠すことができるのかの実験です。
傷の中に塗装が入り込んで傷を隠すことができ、傷があるまま塗装してもつやつや仕上げができます。
2000番まで削ってあれば確実につやつや仕上げができるのですが、今回はそれを1500番でつやつや仕上げができるのかの実験をします。
前回やった時は1200番まで削って塗装してみたところ1200番の傷は塗料では隠すことができず目立っていました。
今日はまだ塗装しませんが、明日塗る予定の塗料はこの塗料です。
水性塗料で艶ありのクリアです。
このスプレー缶のまま塗装しようと思うと、車を結構な範囲でマスキングしなければなりません。
フロントガラス、天井、運転席助手席ドアあたりまでは塗料は飛んでいきますのでヘッドライトから運転席ドアラインまでぐるっとマスキングするくらいの範囲、覆っておくのが無難だと思います。
もしかしたらもっと飛ぶかもしれませんのでマスキング範囲は大げさなくらいにしたほうがいいと思います。
僕はマスキングするのがめんどくさいので刷毛でこの塗料を塗ります。
容器の中に塗料を噴射してこうやって液体にします。
液体の中には充填ガス大量に入っているのでこのまま一日放置してガス抜きします。
ガス抜きせずに使うと塗っている最中からガスが塗料から出てきてぶつぶつの出来上がりになりますので、ガス抜きは絶対必要です。
これを刷毛で塗っていくのですが、スプレーで塗った時のようなつやつや仕上げには当然なりません。
刷毛塗する場合は必ず刷毛目が出てしまいます。
その刷毛目に目をつむれる人は刷毛で塗ったほうが断然楽だと思います。
刷毛目はいやだという人はしっかりとマスキングしてスプレーで塗りましょう。
刷毛で塗ってできた刷毛目も、スプレーで塗ってできた何らかの不良も塗って乾かした後に削って修正しようとすると大概塗料をはがしてしまい、地のヘッドライトが出てきてしまいます。
塗った塗装がどんな出来栄えであれ、削って直そうとせず、そのままの状態を良しとし、次回改善するつもりで受け止めたほうがいいと思います。
僕は何度も塗料をはがしてしまった経験があります。
どんな出来栄えであれ黄ばみまくったヘッドライトよりは、かなり見た目はよくなると思います。
ちなみに、仕上げとしてクリア塗装をしないと1カ月以内にまた黄ばみ始めます。
紙やすりで削って、コンパウンドで仕上げる方法でもピカピカにはなりますが、これだと1カ月以内にまた黄ばみます。
僕が今回使う塗料を塗った場合は、僕の経験でいうと1年後に塗料がヘッドライトの端からはがれ始めます。
1年もつならやる価値もあるのではと思います。
2液性のウレタンクリアスプレーという塗料があり、それを使うともっと長く持つとは思うのですが、塗料に含まれる溶剤が強くて、僕が一度使ってみたときはヘッドライトの表面がひび割れてしまいました。
本当にうっすらとひび割れるだけですので削ってしまえばひびは消せるので問題ありませんが、塗料としては僕の車にはつかえませんでした。
もっと他にも塗料を探せば長く持ついい塗料に出会えるかもしれませんね。
今日は削るところまでで作業は終わりですので、明日予定通りクリアを塗ったらまたブログで報告しようと思います。