ヘッドライト 黄ばみ取り2日目
昨日の続き今日は塗装まで
今朝起きてみると天気がめちゃめちゃよかったので昨日の続きで予定通り塗装をしました。
昨日は削りの作業をしましたので、今日は塗装前の脱脂からスタートです。
脱脂をするために僕が使うのはこちら。
ガソリンの水抜き材です。
成分はほぼ100%アルコールです。
高いエタノールなどを買わなくても安い水抜き材で代用できます。
これを適当な布につけて塗装面を拭きます。
その際布の繊維が塗装面に残るといけないので繊維が残りにくそうな布を使ってください。
脱脂をした後の写真になります。
削った後と見た目はぼ変わりません。
脱脂ができたら次は塗装をしていきます。
昨日も紹介しましたが、一応もう一度貼っておきます。
上のスプレー缶を下の容器にためて刷毛塗していきます。
きれいに仕上げたい人はスプレーのまま塗装してください。
その際は広範囲にマスキングしたほうがいいと思います。
天井、ドアのあたりまでマスキングするのが無難だと思います。
僕はマスキングが面倒ですので刷毛で塗っていきます。
刷毛で塗る際は、事前に刷毛を抜け毛処理しておくと塗っている最中の抜け毛を減らせると思います。刷毛の毛を適度に引っ張ってみて抜け毛を抜いておいてください。
刷毛で塗った場合仕上げはいまいちになることが多いと思います。
塗装後です。
1500番で削ってその後アルコールで脱し、そしてクリア塗装したのがこの写真です。
2000番まで削ってからの塗装のほうが一般的にきれいに仕上がるとよく目にするのですが、実験として今回は1500番でやめてみて塗装してみました。
結果は、よーく見るとうっすら傷があるっちゃーあります。僕の感覚では十分にきれいに仕上がっていると思いますし、工数も1つ減らせるので、1500番まででいいと僕は思います。
よりきれいにという思いがある人は2000番まで頑張りましょう。
近くで見るとこんな感じです。
写真だと伝わりにくいですが、塗料のダレができてしまったこと、刷毛目ができてしまったことにより、塗装がうねっています。
今回はスプレー缶から容器に塗料を取り出して、20%くらい水で薄めて使用してみました。
塗料が濃いほど垂れにくい印象があるので、うすめた分ダレてしまったのかもしれません。
濃い塗料で塗ると今度は刷毛目が目立つような気がします。
ここら辺は塗装の実験がまだまだ必要だと感じています。
ヘッドライト塗装に合った塗りやすい濃さを見つけていきたいと思います。
次回はシャビシャビにして薄ーく塗料を塗ってみたらどうなるのかなと考えています。
ちょっと離れて写真を写すとこんな感じの見た目です。
結構きれいに見えるでしょ。
もっと離れればもっときれいに見えます。
刷毛塗は近くで見ると塗装がうねっていて決してきれいな仕上がりにはなりませんが、遠くから見たら全然うねりとかもわからずにきれいに見えます。
マスキングがめんどくさいので妥協して僕は刷毛塗を採用しています。
とはいえ近くで見るとかなりダレとうねりが気になる仕上がりになっているので今回はちょっとだけ仕上げで研磨しようと思います。
この際、まず頭に置いておかなければいけないことは、きっちり直そうとしないことです。
大概削りすぎてヘッドライトの地肌が出てきてしまいます。
ですのでちょっとごまかせればいいか程度の手直しをします。
ちなみに、手直しの研磨は塗装から最低でも2日、できれば1週間乾かしてからがいいと思います。
急ぐと塗装が乾ききってなくて、まだ柔らかい状態の塗料をいじってしまうことになり、余計に汚してしまいます。
ですので、できれば塗装から1週間後に研磨してください。
ダレの写真がうまく撮れなくて伝えにくいのですが、今回僕は結構ぶ厚めのダレを作ってしまいましたので、手直しとして、そのダレの一番分厚い部分だけを紙やすりでちょっとだけ削って、あとは修正したいところを中心に、ヘッドライト全体をコンパウンドで磨くことでごまかしてみようと思います。
きれいに仕上げようと思って紙やすりで頑張りすぎるとすぐにヘッドライトの地肌が出てきますので、くれぐれも手直しは頑張らないでちょっとごまかすだけのつもりで行ってください。
では皆さんも黄ばみが気になった時は挑戦してみてはいかがでしょうか。この作業をすれば1年間クリアーなヘッドライトが維持できます。
結構大変な作業になります。失敗することもあると思いますが、それもまた経験と思って遊び心をもって挑戦してみてはいかがでしょうか。