個人投資家のための小型株で賢く儲ける方法を読んで8
第8章 チャートで見る売りシグナル
乖離異率拡大後の陰線で即売り
小型の優良銘柄は上げ始めると棒立ち状態になる可能性が高いです。チャートでは、上げすぎは長期移動平均線と乖離の拡大になり相場に過熱感が出てきます。そうなると利益確定への動きが強まり売りが強くなります。
これが売りのシグナルになります。
これをきっかけに大陰線が出現し、買いが引っ込み下げが続くことになります。
にもかかわらず、そのうち戻すだろうとのんびり構えていると損失が拡大してしまうことになりかねません。
乖離率拡大後に大陰線が出た場合は利益確定化損切りを急ぎましょう。
上髭を付けての下落なら迷わず売り
小型株は上げ始めると急激に上げ、上げすぎることが多いです。一方下落も早く上値を付けた後の下げはきついです。
上髭が出た後の陰線は売りシグナルになるので素早く処分しましょう。様子見は厳禁です。
一度下落が始まると、途中で陽線を出すことも少なく、下げ続けます。ただし、上げ相場のときで、業績のいい銘柄なら調整で下げた後また上げ始めることがあるので、機敏に仕掛けていく必要があります。
ダブル天井後の下落では迷わず売る
小型株の特徴としては中・大型にみられるダブル天井が比較的少ないことです。
これは、発行済み株数が少ないために、買い、売りが一方的になりやすいためです。
ダブル天井の出現はまれではありますが、もし出現した場合は迷わず逃げましょう。
小型株と、中・大型株の動きは明らかに違うので一般的なチャート理論が当てはまらないことがあります。
ダブル天井や、三尊天井が比較的少ないということを知っておくことも投資戦略で重要なポイントになります。
株価が移動平均線を鋭角に下回れば売り急ぐ
小型株の動きの特徴は上げが早くて、下げも早いということです。
小型株の売買では下げの局面では逃げが大切です。
下げ始めたら売る。上げ始めたら買う。が小型株の売買でうまく利益を得る方法になります。
この節では移動平均線を絡めた意味が分かりませんでした。
上値からの窓開け下落は即売り
急激な動きをする小型株は上げるときも窓開け、下げるときも窓開けです。
窓開けの売りシグナルが出たときに逃げ遅れると大きな損失を抱える可能性が高くなりますので、上値からの窓開けの下落は即売りが鉄則になります。
デッドクロスが出そうなら急いで売り
ゴールデンクロスが買いシグナルなら、デッドクロスは売りシグナルです。日足でみて五日移動平均線が、25日移動平均線を下回りそうな場合売りシグナルになります。
株価が天井を付けて長期の下落トレンドに入るときは必ずデッドクロスが現れることを覚えておきましょう。
第8章はこういった内容になっていました。
この章はテクニカルについての話になっています。僕の意見としてはテクニカルはほどほどに位がちょうどいいのではないかと思います。