REIT(リート)という投資先
リートとは
real estate investment trustの略称で、日本語にすると不動産投資信託を意味します。投資家から集めた資金で不動産に投資するという金融商品です。不動産を運用して得られた収入は投資家に分配されます。 不動産に投資を行いますが、投資信託です。
日本のリートをJ-REITと呼びます。
不動産を直接購入するためには資金が大量に必要になりますが、リートなら10万円以下でも不動産投資信託として不動産に投資ができます。
どこでリートを買えばいいのかといいますと、証券取引所に上場されいるため各社証券会社を通して売買することができます。
買い方は普通の株式と同じ方法で買うことができます。
リートのメリット
直接不動産を購入するわけではないので多額の資金を必要とはしません。小額からの投資が可能です。
また、投資信託ですので、直接不動産の良し悪しを判断する必要がありません。自身に代わってプロが不動産を選定してくれます。
不動産の場合は売りたくても売れないことがいろいろな条件で発生しますが、リートであれば売りたいときに売ることができます。
リートは4%近くという高い利回りが期待できます(2019年1月現在)。
リートのデメリット
リートは投資信託ですので、実際に不動産を所有することはできません。
リートを運用する投資法人が倒産した場合投資した資金は無駄になってしまいます。
リートが証券取引所が定める上場基準に抵触し上場廃止となった場合は、株式と同様投資した資金は無駄になります。
不動産が被災を受けた時、価格や分配金が変動することがあります。
株式投資をしていると時々聞くことがあるリート。株式投資と同様に証券会社を通して売買できるので、株式投資と同時に資産運用先として選択することで、分散投資の手助けになるかもしれません。